さいたま市岩槻区顔の見えるネットワーク会議(令和元年度 第2回)

就労継続支援A型事業所研修・勉強会報告

場所:岩槻区役所4階 第1会議室
日時:令和元年11月18日(月) 14:00~16:40

議題:「実践しよう!障害のある人の意思決定支援」
・台風19号の被害と今後の取り組みについてのお話がありました。
埼玉県内の発達障害福祉協会の会員の施設でも被害が出たところがあったそうで、しびらきさんがスライドを交えてのお話をされ、被害としては、胸まで水につかり、1階の通所は浸水してしまい水がひいたあとはカエル、エビなどがそこら中にいる状態だたそうです。復旧にかなりの時間を要すると思っていたところボランティアの方、他の会員の方たちが駆けつけていただき1週間で利用者さんを受け入れるまでになったそうです。
埼玉県内でこれほどの被害がでていたのは知らなかったので驚きました。また、1週間での復旧にも驚かされました。
しびらきさんがおっしゃっていた事で、災害の対応マニュアルがあり、対策本部を立ち上げろとなっていたが、その立ち上げ方がわからなかった。また、足りないものはないかと言われたが、足りないものを把握できなかった。とのお話もあり、マニュアルも実際に使える具体的なものの整備が必要と感じました。

・障害のある人の意思決定支援について
社会福祉法人ささの会の方からお話をしていただきました。
1.障害について
2.障害者の権利擁護について
3.障害者の支援について 意思決定支援ガイドラインの概要
4.意思決定支援の実際
5.現場での課題

グループセッションを交えながらの講義でしたが、正直、事例が障害の重い場合が多くみられ
自分では、経験のないことばかりで、このような場合あなたは相談支援事業者としてどうしますか?
との質問に戸惑いを覚えました。実際このような対応をしましたとの説明がありましたが、なるほどと思う場面と疑問に思うところもありました。
福祉法の改正で、「しつけ」「訓練」「教育」と称しての厳しい態度は虐待や権利侵害に当たるという内容もあり、利用者さんへの接しかたも注意していかなければと感じました。